「大阪・関西万博デジタルトラベルゾーンプロジェクト」に係る出展募集要領

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会では、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のEXPO2025デジタルウォレットパークにて、「デジタルトラベルゾーンプロジェクト」を実施する。

本プロジェクトでは、各地へと誘客を図りたい地方公共団体等が製作した地域観光情報などを撮影したバーチャルリアリティー(VR)映像コンテンツ等(以下、「映像コンテンツ」という。)を収集し、それを同ゾーンで上映することにより、来場者にその地にいるような疑似体験の機会を提供することにより、日本の地域に関心の高いインバウンドをはじめとする来場者の満足度向上に資することを目的とする。

本プロジェクトは株式会社ADKマーケティング・ソリューションズが受託し、公益財団法人大阪観光局を代表者とするデジタルトラベルゾーン運営事務局が運営を行って事業展開するものであり、本募集要項において、本プロジェクトに参加する地方公共団体等出展団体を募集するもの。

1 出展を募集するプロジェクト名称

「デジタルトラベルゾーンプロジェクト」

2 プロジェクト概要

・ルーム型LEDビジョンでのVR映像の上映(視聴人数6人で約15分)
・VRゴーグルでのVR映像の鑑賞(視聴人数6人で約15分)
(実施場所:万博会場大屋根リング内の北エリアにあるEXPO2025デジタルウォレットパークの正面エリア)

3 プロジェクト開始時期

① プレオープン期間(4月16日~5月中旬)
② 有料枠設定開始(5月中旬~)

4 出展形態について

無料出展と有料出展の2つが存在。
・無料出展で実現できることは、出展団体から提供された動画コンテンツを運営者に預け、運営者が来場者の好みのジャンルと合致した場合に上映の機会を得られるもの。
・有料出展で実現できることは、無料出展で実現できることとともに、一定時間、上映が設定される有料枠の設定がなされるもの。
さらに、デジタルウォレットパークにおける自地域のお菓子等の提供の機会が得られ、合わせて自地域をPRする機会が得られるもの(基本3日間付与される)。ただし、それらは行使しなくてもよい。

5 出展の条件

・有料出展:地域の観光情報をVR動画に収めた、上映に相応しいコンテンツの提供があること。
・無料出展:VR動画のみならず平面16:9動画でも可とするが、上映に相応しい地域の観光情報を収めたコンテンツの提供があること。ただし、事務局による動画の時間短縮を含む単純編集を容認すること。
なお、求めるコンテンツの基本仕様は下記のとおり。

(ファイル形式)
・ドームマスター形式およびエクイレクタンギュラー形式
(解像度)
・ドームマスター:4K×4K
・エクイレクタンギュラー :7680×3840以上
(音声)
・5.1chサラウンド相当以上
※平面16:9動画では、4K解像度以上が必要

6 出展応募資格

対象者は地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)、独立行政法人とする。

7 有料出展における出展料

一口110万円税込とする。地方公共団体は二口とする。

8 有料出展に係る募集スケジュール(無料出展は別途後日募集予定)

第1次募集期間(4月16日~4月25日)
※第2次募集期間(実施するかは未定)

9 有料出展に係る応募手続き

(1)(1) 応募用の申請書類は専用ホームページ(https://expo-travel.jp)からダウンロードして入手。

応募用の申請書類は以下とする。
・出展企画提案書
・応募条件承諾書
・出展料請求先記載用紙

※応募条件として出展団体は次の規程を同意、承認することが必要。

1) 応募申請しようとする者は、希望する場合には、所有するVR動画を事務局とすみやかに共有し、事務局の判断によりプレオープン期間などでの上映使用について同意する。
2) 有料出展の応募に当たっては、有料枠設定後に、不慮の事態により、上映ができなくなった場合には、同じ立場の他の出展団体と同じ条件となるように事務局で有料枠を調整する。その調整結果について事務局に一任することに同意する。
3) 支払う出展料については、事務局側の理由により返還する場合を除き、いかなる場合においても返還しないことに同意する。
4) 放映する動画は無料出展・有料出展の場合を問わず、事務局による時間短縮を含む簡易編集のもとで上映されることに同意する。

(2)審査の流れは以下の通りとする。

・応募用申請書類の提出(メールでの提出)後、先着順で随時、次の審査基準により審査を実施。総合点で15点を上回り、かつ、特段の問題がなければ、随時、出展内諾書及び出展料請求書(事務局より出展団体へ)を発行。先着のメリットは、審査終了順で有料枠設定時期の希望を叶え易くする。

・その後、事務局と具体的な出展内容調整に入る。
(具体的出展内容調整事項)
1) 有料枠設定時期
2) デジタルウォレットパークでのお菓子の提供意思を有する企業情報の共有
3) 自治体PRの段取り(人の派遣の希望有無等)

審査基準

審 査 項 目 審 査 内 容 配点
プロジェクトの目的及び内容の理解度 本業務の目的、主旨を十分にふまえた具体的な企画書の提案がなされているか。 10点
提供コンテンツの内容把握度合い 各地へと誘客を図りたい自治体等が製作した、地域観光情報を魅力的に示せるVR映像等コンテンツになっていることを認識できているか。 10点
自治体PRを行う場合の方針について 地域のPRをする中で、的確な地域の強み・弱みを意識して取り組めているか。 10点
合計 30点

問い合わせ先:デジタルトラベルゾーン運営事務局
担当者メールアドレス:mail@expo-travel.jp